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This is the archive for May 2004


 中国楽器は中国の楽曲を奏でてこそ、その真価が発揮される、知らない音楽でも演奏がよければ必ず受け入れられると常々考えている私は、たまにはMCも少なくして中国楽曲を満喫できるコンサートをと、リスク覚悟で制作しました。正直言って、耳慣れない、それも重い曲を並べて、お話もないのですから、お客様の反応はどうかと一抹の不安はありましたが、結果は杞憂に終わりました。

 独奏以外は、演奏したことのない長い合奏曲が多かったので、忙しい演奏者も大変だったと思います。久しぶりに緊張したと皆さん言っておられましたが、その緊張がよい音楽を創り上げたのでしょう。

 東京のお客様は不満だったらアンケートを出して下さらないので不満の声は聞こえないのですが、集まったアンケートの内容をまとめると次のようになりました。

 ○メンバーの独奏のすごさに驚いた
 ○二胡以外の楽器のすばらしさも知った
 ○知らない曲がほとんどだったが、すぐに引き込まれ、2時間以上にわたるコンサートが短く感じられた
 ○中国の広さ、奥深さ、伝統を音楽から感じ取れた
 ○行ったことのない中国の各地の風景が目に浮かぶようだった
等です。

 河南、陝西、江南、新疆、タイ族、チワン族等、各地の風格をもった曲を選んだことも厭きずに聴けた要因かもしれません。

 ある中国の演奏家から、今回の演奏は、中国の伝統音楽も演奏家が海外に出たことによって吸収したものが多く、幅広い作品になっている、とのご意見をいただきました。知らず知らずのうちにどの演奏家も視野を広げているのだなあと感じました。

 再演を望む声をたくさんいただきましたが、何しろメンバーはそれぞれの活動で多忙な人たちばかり、それに今回のようなコンサートは、このメンバーでこそ実現できたものだと思いますので、しょっちゅうはできませんが、せめて1年に1回でも続けていけたらと願っております。

Wednesday, May 26, 2004

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 今、ジャパンツアー中の二胡奏者ジョージ・ガオさんの二胡には改良が加えられています。千斤が移動できるようになっているのです。千斤の位置を変えることによって、中胡の音から二胡の音の高さの間で、二泉二胡、長城二胡に使い分けられます。普通はそれぞれ専用の二胡を使うのですが。ただ、左手の指の間隔が千斤の位置によって変わるので、よほど熟練しないと難しそうです。それから、胴には蛇皮ではなく人工皮が張られています。湖北四兄弟が開発したもので、舞台上での音は天然のものと変わりません。この作り方は門外不出だそうで、他の人には作れないとか。ジョージさんは、錦蛇は保護対象動物だから、自分もそれに協力したいのだそうです。それに、気候の影響を受けないのも人工皮のいいところとのこと。

Tuesday, May 11, 2004

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